51年目、地域の方に親しまれる行事に/豊橋
2026/08/06

使用済みの箸を火にくべて供養(龍拈寺で)
8月4日の「箸の日」にちなみ、日頃使ってきた箸に感謝し供養する「箸供養」が4日、豊橋市新吉町の龍拈寺で開催された。近隣の住民が訪れ、手を合わせて箸に感謝した。
僧侶が境内で読経する中、使用済みの箸に火がつけられ、供養された。その後、参加者は境内の「箸塚」に祈りをささげた。協賛した割り箸製造卸業で豊橋市にも拠点がある「藤本商會本店」(名古屋市港区)が参加者から1年間使った箸を引き取り、新しい箸に交換したほか、うどんやかき氷などを振る舞い、子どもたちには花火をプレゼントした。
藤本孝宏社長は「箸供養も今年で51年目になる。地域の方に親しまれる行事に長く協力できて誇らしい。日頃は箸のことを考える機会も少ないが、箸がなければおいしいご飯も食べられない。箸の日をきっかけに箸に思いを寄せ、感謝してくれればうれしい。伝統ある行事をこれからも続けていきたい」と話した。同社では、使用済みの割り箸を集めて紙に再生する「リサイクル運動」にも取り組んでいる。
境内では、豊川高校和太鼓部の演奏も披露されるなど、参加者は夏のひとときをにぎやかに楽しんだ。