豊川市平和祈念式典で読み聞かせ
2026/08/08

式典で行われた「あの八月七日」の読み聞かせ(豊川市文化会館で)
7日の豊川市平和祈念式典で、昨年の戦後80年を機に市教育委員会が制作したオリジナル絵本「あの八月七日」の読み聞かせがあった。子どもに戦争の悲惨さを伝える教材として活用が期待される。
絵本はA4判40ページ。工廠に従事していた兄を亡くした少年のストーリーで、語り継ぎボランティアが内容を、生涯学習課の前川拓さん(34)が絵を担当した。実際に工廠で働いていた人の証言や手記を参考にしており、約1年半かけて制作する過程で市内の小学校で何度か読み聞かせを行い、難しい言葉や表現を見直した。
制作に携わった語り継ぎボランティアの番場義明さんは「絵本には小さなお子さんから大人まで世代を超えていく良さがある。手に取ってもらい、家族や友人、大切な人と平和について話し合うきっかけにしてもらえたら」と期待した。
税込み1600円で生涯学習課(音羽庁舎)、桜ヶ丘ミュージアム、平和交流館で販売中。市ホームページでも閲覧できる。