道の駅拠点に観光客や住民の足に

伊良湖地域で公共ライドシェアの実証運行/田原

2026/08/08

公共ライドシェアの実証運行で使われている車両(田原市伊良湖町で)

 観光地・伊良湖(田原市)を訪れる観光客や地域住民らの利便性向上のため、道の駅「伊良湖クリスタルポルト」を拠点にした公共ライドシェアの実証運行が今月から始まった。

 公共ライドシェアは、交通空白地帯などで一般ドライバーが自家用車を活用し移動を支えるサービス。伊良湖地域は、タクシーの配車に30分以上かかることもあり、フェリーで伊良湖を訪れた人ら観光客のニーズに対応しきれていない。

 このため、道の駅などを運営する田原観光情報サービスセンターなどでつくる田原市農泊推進協議会が運行主体となり、国土交通省の補助金を受けて来年1月31日まで公共ライドシェアの実証運行に取り組む。

 運行区域は伊良湖町をはじめ、和地町、福江町などの渥美地域西部。コミュニティバス中山線の運行区域内で乗り、同区域内で降りる場合は、ライドシェアサービスを利用できない。

 乗車は午前9時半から午後4時半まで受け付ける。運賃は1・5キロ以内500円で、2キロ~3キロが900円、3キロ超から1キロごとに300円加算される。支払いは現金のみ。車両は普通車(アルファード)1台を使用し、運転手1人のほか、6人が乗車できる。

 予約、申し込みは伊良湖クリスタルポルト窓口、または電話=0531(35)6631=で受け付けている。実証運行のため、乗客にはアンケートへの協力を依頼する。

 来年2月からの本格運行を目指しており、担当者は「船やバスで伊良湖へ来ても周辺の観光地などに行けなかったお客さんの要望に応えたい」と話してい
る。

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