萩小児童数が年々増加

豊川市で初の小規模特認校/不登校改善効果も/新たな環境奏功/卒業後の進路にも影響/過疎化進む地域の活性化へ期待

2026/08/20

萩小学校で伝統となっている運動会の一輪車ショー

 豊川市で初めて、市内全域からの就学を認める小規模特認校となった萩小学校の児童数が年々増加している。不登校の改善といった新たな環境がもたらす効果もみられ、市は来年度の転入学児童を10月30日まで募集している。

 少子化時代の新たな学校モデルとして、萩小は昨年度から小規模特認校に指定された。この制度を利用し、初年度は全校児童57人のうち14人が、今年度は59人のうち25人が校区外から転入学し、新たな学びやで生活している。複式学級の回避や、過疎化が進む地域の活性化にもつながっている。

 6月の市議会で、地元音羽地区選出の堀内重佳市議が萩小の実情などについて質問した。伊藤寿教育部長は、5月の運動会における同校伝統の一輪車ショーの練習で、転入学した児童に萩地区の児童が乗り方を教える光景があったことを踏まえ「これまで在籍していた学校で不登校だった児童が少しずつ登校できるようになったり、不登校だった萩地区の児童が新たな友達に感化されて登校できるようになったりと、それぞれの立場に良い影響をもたらしている」と明かした。

 卒業後の進路にも影響を与えており、昨年度の6年生で校区外から通った3人全員が居住地の学校ではなく、萩小の卒業生が通学する音羽中学校に進学したという。

 市は来年春に転入学する児童を各学年15人程度募集しており、市内に住所があり、通学は保護者が送迎する▽原則1年以上通学する▽11月末までに見学、面談する―を条件としている。

自然あふれる校区での探鳥会も魅力の一つ

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