ココラアベニュー完成

2009/10/27

厳かに完工式が行われた（ココラアベニューで）

　日本貨物鉄道（ＪＲ貨物、本社・東京都千代田区飯田橋３丁目、小林正明社長）がＪＲ豊橋駅東口の同社用地に建設を進めてきた複合商業施設「ココラアベニュー」の完工式が２６日、同地で行われた。テナントは流動的なスペースを含め14店舗前後で、ガステックサービス（神野吾郎社長）が管理する。１１月２０日（駐車場ビルは１１月１日）にグランドオープンする。

　完工式は午前１１時から行われた。建設主のＪＲ貨物からは上子道雄常務取締役事業開発本部長ら、来賓として佐原光一豊橋市長、神野ガステックサービス社長らが出席し、厳かに神事が執り行われた。

　駐車場ビルを含めた全延べ床面積は１万２５９５平方メートル。商業・事務所施設ビルは３階建て。１階が銀行、飲食店、２階は物販店、飲食店、３階が事務所、店舗。駐車場ビルは４層５段構造で、３５７台収容できる。

　２階のテナントでは、中部地方初進出のコスメ雑貨店「シャン・ド・エルブ」をはじめ、東三河初出店のアイスクリーム専門店「ドナテロウズ」、パンを手がける「ＡＮＴＩＱＵＥ（アンティーク）」、物販の「カルディコーヒーファーム」など。そのほかスガキヤラーメン店、はなまるうどん店。３階は豊橋市内に店舗を構える店の移転が多く、発毛専門店「リーブ２１」、外国語教育の「ＥＣＣ」、エステティックの「ＴＢＣ」、パチンコホールを運営する「夢コーポレーション」の本社が入る。１階は「ハギノ屋」「謝謝」の飲食店のほか、中央三井信託銀行が入る。

　同施設は豊橋東口駅南地区優良建築物等整備事業として計画された。総事業費は約１９億円。このうち共用部分に関して国、県、市から計約３億１６００万円の補助を受け、市は約７９００万円を補助している。