2012/02/22
感謝を述べる井上徹也さん(豊橋中央高校で)
豊橋中央高校(高倉宣夫校長)の卒業式が21日、同校体育館で開かれ、普通科221人、家政科46人が巣立った。
2年生代表や保護者ら約450人が見守る中、卒業生代表の小川栄二さん(18)と原香央理さん(17)が、高倉校長から卒業証書を受け取った。
高倉校長は「これまでの人生は、自分だけの力で育ってきたわけではない。お世話になった人にその借りを返していくという心がけを持ち、日々の研さんを忘れないようにしてほしい」と激励。
卒業生代表の井上徹也さん(18)は「東日本大震災で被災地となった東北地方を、これから社会に出る私たちが支え、1日でも早く復興できるように頑張りたい。当たり前のことが当たり前にできる環境に感謝することを忘れない」と誓い、教諭や保護者に感謝の言葉を贈った。(斉藤理)