最先端の検査機器を駆使してがん検査・健診

【乳がん検診・治療が受けられる病院】医療法人光生会 光生会病院

2014/10/02

外科医の豊富な経験を生かし診療にあたる山口副院長

【地域に根付いた質の高い医療・福祉サービスを提供】
 昨年7月、本館外来棟をリニューアルした光生会病院は、最新設備を整え、より質の高い医療サービスの提供に取り組み、地域に密着した医療・福祉サービスを行っている。地域医療連携室を開設し、他の医療機関との相互連携も推進している。同院の中枢部といえる先端画像センターは、PET―CTをはじめ、マルチスライスCT、超伝導3T―MRIなど、最新鋭の医療機器を完備し、先進病院として高度な医療を提供できる体制を整えた。

 東三河初導入であったPET―CTは、この6年間で実績を積み上げ、乳がん治療においても術前術後の全身の転移検査などで力を発揮している。マルチスライスCTは、今年2月に導入され、大幅に向上した画像の鮮明度と超低被ばく撮影により、早期発見につながる高精度な検査を可能にした。設備の充実と、医療従事者の姿勢と心づかいで、早期発見と迅速な診断診療に応えている。

【充実の各種がん検診で早期発見に努める】
 乳がん検診においても、プライバシーに配慮した環境ときめ細やかな対応で受診者を迎える。同院では、通常の乳がん検診(マンモグラフィと触診)のほか、PET検査にマンモグラフィ検診を組み合わせるなど、ささいな病状も見逃さない検査を行い、早期発見に努めている。

 総合健診センターで健診にあたる西裕子医師は、「触診時にしこりが見つかった場合においても不安にならないように、わかりやすく丁寧に話すことを心がけている」と話す。心のケアも万全である。

【女性技師5人でマンモ検診に対応】
 マンモグラフィ検診精度管理中央委員会から施設認定を受けている同院は、女性の診療放射線技師5人体制でマンモグラフィを行っている。そのうち3人が同委員会の技術A判定の技師で、互いに画像を確認しあい、情報交換しながら技術の向上に努めている。今年3月からフィルムレスになり、過去との比較なども容易になり、より正確でスムーズな診断が可能になった。

 同院は、建物のリニューアルの際、検診のための女性専用待合室も設け、リラックスして検診に臨む環境を整えた。それに加え、女性技師たちの技術力と対応力が検診の質を上げる。

 マンモグラフィの読影は、副院長で総合診療部長の山口俊介医師が担当。山口医師は、同委員会の読影AS判定を持ち、指導的役割も果たすエキスパート。読影専門機関で、読影された画像を再度チェックする二次読影を行っている。

【化学療法による治療もさらに強化】
 山口医師は、外科医歴26年。長年、乳がん患者をはじめ、多くのがん患者を治療してきた。同院には内科医として就任し、外科的処置ができる内科医として務め、総合医療に力を注ぐ。「乳がん治療における化学療法は、すべてのがんの中でも進歩している。早く見つけること、あきらめないことが大切。外科医として乳がん治療に携わった経験を生かしながら、副作用の対処と、長い目で見た患者さんへの健康にも配慮していきたい」と話す。通院で抗がん剤治療が受けられる化学療法室によって、乳がん治療もさらに強化された。

放射線科の橋本医師(後列左から2番目) 先端画像センター長の仙田医師(後列真ん中) 山口副院長(後列右)とMRIのスタッフ

玉木医師(前列左)、西医師(前列右)とスタッフ

女性スタッフで応える健診センター

最先端機器を駆使し正確な診断を迅速に◎院長 金子哲也先生

 昨年の3テスラMRIに引き続き、本年2月には、これまでのCTを最高峰の64列CTに更新しました。これにより、CT、MRI、PET―CTの相乗効果によリ、乳がんの診療治療を向上させる環境が整いました。

 また、進行再発乳がんの患者さんに対しては、免疫細胞療法という負担の少ない療法も行ってます。「正確な診断を迅速に!」を合言葉に、医師と認定技師とが両輪となり、最先端機器を駆使して、早期発見と迅速な診断診療にお応えします。

医療法人光生会 光生会病院/概要

豊橋市吾妻町137
電話=0532(61)3166
http://www.koseikai-hp.or.jp/
*乳腺外来は随時

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