桜の季節 

動き「始」めた

第4章 55回

2020/03/29

新1年生の佐々海弥㊨と土屋来嵐

 「やっと」というか「いよいよ」というべきか。全国で新型コロナウイルス感染拡大予防が行われ、小中高で自粛ムードが漂い自宅待機の暇な時間を持て余す中、ようやく桜丘バスケ部がちょっとずつ練習を再開した。選手たちの体力不足や戦術理解、チーム強化など課題は山積みだが、現状を前向きに捉え一歩でも着実に前進してもらいたい。

 桜丘高校では、4月6日の入学式を前に特待生など県外などから入学する生徒たちの入寮が行われた。バスケ部も選手たちが寮生活を始めた。

 今年の新1年生は、期待が大きい。最注目は191センチの長身を武器とする佐々海弥。ジュニアオールスターの愛知代表に選ばれ、FE名古屋でBリーグU15オールスターメンバーに入った。昨年度はJBAのジュニアユースアカデミーキャンプに参加した。

 江崎悟監督が期待を寄せる選手の1人で、順調ならインターハイ予選のスタメン候補にも名前が挙がる。どれだけ桜丘のバスケを理解できるか楽しみだ。今後の彼の成長をじっくり見守っていきたい。

 もう1人は、岐阜県出身の土屋来嵐。誰が見ても分かるほど抜群の身体能力とバスケセンスを備え、試合での状況判断が素晴らしい。何よりも大舞台で物おじしない度胸が彼自身の持ち味だ。アイシンAWで活躍する桜丘OB高橋理輝を彷彿(ほうふつ)させる選手。試合では、PGで味方を指揮するだけでなく、自分でゴールも奪えるプレーが魅力だろう。

 レギュラー争いでは、菅原琉司や後藤優太と肩を並べるだけでなく、どちらも刺激を与える存在になってほしい。

 そのほかにも、新1年生で紹介したい選手たちが数多くいるので、お楽しみに!

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