減収も営業利益は増加

サーラコーポレーションが連結業績を発表

2021/04/09

 エネルギー事業などを展開するサーラコーポレーション(豊橋市駅前大通1丁目、神野吾郎社長)は、2021年11月期第1四半期(2020年12月~21年2月末)の連結業績を発表した。新型コロナウイルス感染症の影響もあり減収となったが、営業利益は増加した。

 連結経営成績は、売上高524億9300万円(前年同期比1・5%減)、営業利益28億7600万円(同21・9%増)、経常利益27億8400万円(同5・0%減)、四半期純利益19億7600万円(同2・7%減)。為替予約に係るデリバティブ評価損3億3300万円を計上したことで経常減益となった。

 主力のガス販売は、コロナ禍の影響で業務用は減少したものの、平均気温が低かったため家庭用は増加。建設・土木・設備事業は、設備・メンテナンス両部門の完成工事が減少したが、利益率は高い水準を維持した。住宅事業は、注文・分譲住宅ともに販売棟数が増加。輸入車販売事業は、フォルクスワーゲンの販売台数が減少する一方で、アウディの販売が増加し黒字化した。動物医薬事業の販売は堅調に推移。コロナ禍の影響でホテル、レストラン、スポーツクラブの利用客数は大きく減少した。

 通期の予想は、売上高2200億円(同3・9%増)、営業利益60億円(同1・0%増)、経常利益65億円(同11・7%減)、当期純利益43億円(同23・1%増)、年間配当21円を見込んでいる。

2021/04/09 のニュース

有料会員募集

今日の誌面

東三河学生就職NAVIリクルーティング

東三河学生就職NAVIリクrooting2025

高校生のための東三河企業情報サイト

税理士法人ひまわり

連載コーナー

ピックアップ

Copyright © TONICHI NEWS. All rights reserved.

PAGE TOP