桜の季節 

次の「舞台」へ

第五章 第20回

2021/08/08

Cチームが優勝を決めた

 新潟県で開催されたインターハイは、中部大第一の優勝で幕を閉じた。今冬のオール愛知で打倒・中部大第一を掲げる桜丘にとっては、ちょうど良い刺激になったかもしれない。さて、代替大会「EZAKICUP」は、Cチームが最終節でAチームとの直接対決を52―50で制し、見事に逆転優勝を決めた。この試合で27得点を挙げた松浦奏斗がMVPを獲得。「マークが厳しくシュート成功率は低かったが、みんなが積極的にシュートを打ち、ゴール下で岩田悠作が頑張ってくれた。チームの良いバランスが優勝につながった」と喜んだ。

 オール愛知、ウインターカップへ向けては「中部大第一が相手でも、しっかり勝負したい。(コロナ感染で出場できなかった)夏を糧に、チームみんなで頂点を目指し戦いたい」と力強く意気込んだ。

 今大会の得点王は、1試合平均19・3得点を記録した土屋来嵐。2位が松浦、3位が松野遥弥だった。リバウンド王は、1試合平均9・3本の服部フェルナンデス、2位が岩田、3位は松野だった。

 服部以外の1年生に「もう少し頑張ってほしかった」という思いはあるが、残り4カ月間で上級生との激しいポジション争いに勝ち、ウインターカップのメンバーに名を連ねる選手が出てくることを期待したい。選手個々の成長がチームの底上げにつながる。

 今後、桜丘では夏季大会や東海私学などを経て本格的にチーム強化が行われ、10月下旬からオール愛知を戦う。

 チームが、さらに強くなるためには「得点力」と「守備力」の向上が不可欠。全国の大舞台を経験していない選手が多く、不安もあるが、そのぶん伸びしろは十分ある。

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