9年前の日本一

【連載】不死鳥の記憶①/屈辱乗り越えて/全員で掴み取った栄冠

2024/05/11

9年前にフェニックスが日本一を勝ち取った

 9年前、2015年5月24日、東京都江東区の有明コロシアム。就任3年目の東野智弥HC(JBA技術委員長)率いる浜松・東三河フェニックス(当時)が4季ぶり3回目の日本一に輝いた。

 王座奪還を誓ったシーズン、フェニックスは少数精鋭のバランス良い攻撃的バスケを展開した。強豪がそろう西地区でレギュラーシーズン3位となり、プレーオフでライバルとの接戦を勝ち抜き頂点へ駆け上がった。

 ファイナルは、秋田ノーザンハピネッツに71―69で逆転勝ち。岡田慎吾を欠きながらも、川満寿史や並里祐が活躍、太田敦也も体を張って味方を生かし、モー・チャーロとオルー・アシャオル、MVPのナイル・マーリーが躍動し、王者のチャンピオンリングを高々と掲げた。

 優勝決定の瞬間はベンチから選手たちが飛び出し、肩を抱き合って歓喜の雄叫び。3年前の屈辱を乗り越え、苦しみながら全員でつかみ取った栄冠だった。

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