五感で感じた山の色を表現

母校で鈴木さんワークショップ/新城の東陽小学校で児童ら作品作り

2017/09/06

 新城市の東陽小学校(建部彰生校長)で4日、現代アート作家の鈴木孝幸さん(35)によるワークショップがあり、5・6年生の児童34人が五感で感じた山の色を表現した作品作りに取り組んだ。

 同市長篠在住の鈴木さんは、同校出身。個展やグループ展を数多く開催している。

 「やまのカオイロ」と題したこの日のワークショップでは、子どもたちが近くの山や森で空気を感じ、実際に触れて木の質感や葉の手ざわりを確かめ、周りの様子や生き物にまで目を向け、自分なりの山の色を心に描いた。画用紙を前にした子どもたちは、まず山の稜線を描き、空に思い思いの色を塗った。そして、自分が心に描いた山の色を作ってていねいに塗り、自分だけの作品を仕上げた。

 鈴木さんは「目に見えるものと体で感じるものとの違いを感じ、それを表現する楽しさを味わわせたい」と話す。

 赤や紫を主体にした独特の山を描いた岡村華さん(11)は「トリイやノボリの赤が印象に残り、情熱の赤が山や周りを守っているように感じた」と話した。森本莉乃さん(12)は「空気がひんやりとし暗い感じがした」と、青と緑を主体にした色を画用紙にていねいに落としていた。

 児童の作品は、鈴木さんら現代アート作家6人による展覧会「いくつかの岐路―所有について」(新城市旧門谷小学校)で展示される。期間は9月9日~10月1日。午前9時30分~午後5時。水・木曜休み。入場無料。

2017/09/06 のニュース

鈴木さんの指導で作品作り(新城市の東陽小学校で)

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