おんな城主・直虎効果で盛り上がる

【回顧】新城市/市長選は穂積氏4選/旧3市町村合併後最年少の市議選で竹下氏当選

2017/12/23

 2017年の新城市は、大きな期待を抱きNHK大河「おんな城主・直虎」とともに幕を開けた。隣接する静岡県浜松市では、主演の柴咲コウさん演じる井伊直虎に縁有る龍潭寺や井伊谷城址などに大勢の観光客が押し寄せた。新城市は観光客誘致で出遅れたが、関係者の努力で徐々に盛り上がりを見せ、さまざまな取り組みが行われた。また、任期満了に伴う市長選では、3期12年の実績と組織力で戦った現職の穂積亮次氏(65)が1万3461票を獲得し4期目の当選を果たした。投票率は69・23%で合併後最低となったが、立候補3者が公開討論会や合同個人演説会で政策を提案する試みが注目を集めた。

◆NHK大河「おんな城主・直虎」
 2017年のNHK大河ドラマ「おんな城主・直虎」放送開始を目前に控え、時代考証を担当した静岡大の小和田哲男名誉教授が井伊直虎や地元ゆかりの武将について講演を開き、新城文化会館を満席に埋める市民が興味深く聞き入るなど、注目の高さが大きな話題となった。

 井伊家ゆかりの地が点在する新城市では、国道257号でつながる県境地域をはじめ、新東名高速道路に伴う直虎関連の誘客が期待された。観光協会が立ち上げた「タイガープロジェクト」では、県境を越えたスタンプラリー、地元の歴史を振り返るフォーラムなど、相互連携で観光振興を図った。

◆市長選&市議選
 8年前と同じ顔触れの市長選は、人口減少や産廃施設の対策などを争点に、現職と新人が三つどもえの選挙戦を展開した。

 今回は、衆院選や台風などで投票率は合併後の最低を記録したが、初の試みとなった公開討論会や合同個人演説会で市民の関心を高めた。

 穂積氏は、出馬表明から市内の各地区を歩き市民1人ひとりと顔を合わせた。「市民が活躍できる仕組みを整えたい」と訴え、告示前から地元の鳳来や作手だけでなく、旧新城市でも支持を集めて優勢がささやかれていた。

 また、市議選では竹下修平氏(27)が旧3市町村合併後、史上最年少で当選を果たした。若者議会の立ち上げ当初から携わり、第1期生メンバーとして公共施設の利用改善や高齢者との交流促進など政策実現に取り組み初代議長も務めた。

2017/12/23 のニュース

小和田名誉教授が井伊直虎について講演した

穂積氏が4期目の当選を果たした

有料会員募集

東三河の家造り「住蔵」

連載コーナー

ピックアップ

東三河見ごろ

Copyright © TONICHI NEWS. All rights reserved.