豊橋商業高校で進路研究イベント
2023/11/21
地元企業から話を聞く生徒たち
豊橋市の県立豊橋商業高校体育館で20日、高校生のための地元企業情報「SOURCE」特別イベント「地元の企業を知ろう」が開かれた。情報誌を発行する東海日日新聞社が進路研究の一つとして役立ててもらおうと開いたもので、1年生237人が参加した。
出展企業は、金融保険、サービス、メーカー、建設・住宅、専門商社など「SOURCE」で紹介されている企業を含む地元企業30社。各社はそれぞれにプロジェクターやパンフレットなどを使いながら、1回20分の中で事業説明を行った。
生徒たちは一人4企業から話を聞いた。健康づくり関連の企業から事業内容について聞いた濵﨑永遠さんは、「今の自分の生活にも生かせる事柄や胸に刺さる言葉があり、興味深かった」と話した。
また、豊橋の老舗製造業の取り組みを聞いた田辺桃之介さんは「地域を盛り上げようとさまざまな形で貢献していることを知って驚いた」と語った。
間瀬泰宏校長は「将来を考える時、就職でも進学でも地元の企業を知ることは大事。東三河を代表する企業に直接話を聞ける機会はなかなかない。自分の将来を考える時に役立ててほしい」と話した。