頭で考え練習取り組む

元中日・藤井淳志さんと元ヤクルト・館山昌平さん地元児童120人直接指導/豊橋で脳育ベースボールキャンプ

2024/02/24

打撃フォームについて子どもらに助言する藤井さん㊨(豊橋市武道館で)

 豊橋市綜合運動場等指定管理者のエリアワンは23日、豊橋公園内の武道館で「脳育ベースボールキャンプ」を開催し、同市出身で元中日ドラゴンズ野手の藤井淳志さん(42)と、元東京ヤクルトスワローズ投手の館山昌平さん(42)が地元の小学生約120人に直接指導した。

 2人は投打それぞれの分野で、頭で考えながら練習に取り組む重要性を強調。藤井さんは、バットで素振りをする際に「どこにホームベースがあるかをイメージしながら振って」などと言い、トス打撃で子どもたちのスイングフォームにアドバイスした。

 また、館山さんは壁に当たらない程度の力加減でボールを投げるといった練習法を展開し「野球は速いボールを投げることではなく、ストライクを取ることが目的。そのためにはボールをコントロールできる技術が大切」と説明した。

 最後は、子どもらと記念撮影にも応じた藤井さんは「自分と同じ豊橋出身のプロ野球選手が出てきてほしい。きょう教えたことを忘れないでよ」と呼びかけた。

 藤井さんの出身チーム、鷹丘ホークスの中根悠雅君(9)と竹原新君(8)は「バットを上から振り下ろす点が勉強になった」「学んだことを試合でも生かしてヒットを打ちたい」と話していた。

バランス感覚を養うトレーニングを展開する館山さん(同)

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打撃フォームについて子どもらに助言する藤井さん㊨(豊橋市武道館で)

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