観光につながるアイデアを発表

新城有教館高校で最終ワークショップ/考える授業に豊川市と新城市が協力/「気づきがあり 楽しかった」

2024/03/07

新しい観光につながるアイデアを発表する生徒ら(新城有教館高校で)

 新城市の県立新城有教館高校ビジネス創造系列の授業で5日、昨年から3回にわたって取り組んできた観光コンテンツを考える授業の最終ワークショップが行われた。観光を履修する2年生10人が新城チームと豊川チームに分かれて、1月に実施したフィールドワークの結果をもとに新しい観光につながるアイデアを発表した。

 新城チームは、鳳来寺山頂の五平餅などを販売する丸山荘を、豊川チームは豊川稲荷門前通りの和食処松屋を取り上げ、それぞれの魅力を、誰にどのように伝えるかを考えて発表した。

 豊川チームでアイデアを提案した早田悠佑さんは「地元について知らなかったことや、知っていると思っていたことに変化が起こっていたことなどいろいろな気づきがあり、楽しかった」と振り返った。

 地域パートナーとして協力したスタートアップ企業「ホーン」の松本直樹社長は「観光に関わる仕事にとっていろいろな人を観察し、情報を取ることは大事。これをきっかけに、毎日を楽しんでほしい」と締めくくった。

 同授業は、県が取り組んでいる「地域に根ざしたビジネス創出をめざす」の事業として実施され、豊川市と新城市が協力した。

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