2024（令和6）年
4月28日 日曜日
公式サイトで発表／タイミング合わせ観光客誘致推進へ／豊橋市
2024/03/22
特設コーナーには「負けヒロインが多すぎる！」に関連する品々を展示（豊橋市役所で）
豊橋市など東三河をモデル地とする人気ライトノベル「負けヒロインが多すぎる！」（マケイン）のテレビアニメが、７月から放送されることが決まった。公式サイトで、このほど発表された。市は放映時期に合わせて、観光客の誘致を進める計画だ。
同小説は、豊橋出身の作家、雨森たきびさんによる青春ラブコメディ。失恋した女子高校生「負けヒロイン」たちを描いた物語には、豊橋駅や市中央図書館、まけんグミや「おきつねバーガー」など実在の場所やものが多く登場する。
昨年12月にアニメ化決定が明らかになって以降、市は市役所に本の展示コーナーを開設したり、ポスターを掲示したりと、機運の盛り上げに努めてきた。
市の２０２４年度の予算案には、「マケイン」を活用した観光誘客事業が盛り込まれた。市観光プロモーション課の瀧崎純一郎課長補佐によると、ＪＲ東海とコラボすること以外、まだ具体的な内容を公表できる段階にないが、各事業のスタートは放送開始後の見通し。
ファンが作品の舞台を訪れる「聖地巡礼」と呼ばれる現象を念頭に、作中に出てきた場所が「聖地化する可能性を秘めている。期待は大きい」と瀧崎さんは話した。
アニメ版「マケイン」の放送局や放送時間は明らかになっていない。
特設コーナーには「負けヒロインが多すぎる！」に関連する品々を展示（豊橋市役所で）
