豊橋市営球場 最後の公式戦

春季東三河高校野球1次L豊橋商×国府戦/解体へ75年の歴史に幕

2024/04/01

最後の公式戦が行われた(豊橋市営球場で)

 新年度から解体工事が始まる豊橋公園内の豊橋市営球場で3月31日、最後の公式戦となる春季東三河高校野球1次リーグ戦の豊橋商×国府の一戦が行われ、同球場は75年間の歴史に幕を下ろした。

 豊橋市が進める多目的屋内施設(新アリーナ)建設に伴うグラウンドの発掘調査を行うため、豊橋市営球場は利用再開されず解体される見通し。球場の移設先は神野新田町の豊橋総合スポーツ公園の南側が有力となっている。

 1948年に開設された豊橋市営球場は両翼100㍍、中堅116㍍でスコアーボードや夜間照明を備える。中心部の好立地で硬式・軟式を問わず少年野球や高校野球、社会人野球のグラウンドとして利用されてきた。

 1980年に豊橋市民球場が岩田運動公園内に整備され、プロ野球公式戦などは市民球場で実施されるようになった。

 豊橋市営球場の解体移設では、施設の老朽化に加え、駐車場不足や照明設備の光害問題、練習用グラウンド不足などが問題となっている。

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