「しだれ花桃」見ごろ

6、7日に玖老勢で花桃まつり開催

2024/04/02

見ごろを迎えた両岸の花桃(新城市玖老勢で)

 新城市玖老勢で「しだれ花桃」が見ごろを迎え、訪れた人たちは美しさに感激している。6、7日には「花桃まつり」が開催される。

 しだれ花桃は、海老川両岸約1キロにわたり、約250本が植えられている。家族連れで訪れた西尾市の本山健治さん(81)は「きれいに咲き、心が癒やされる。息子たちに連れて来てもらえて幸せ」と笑顔で語った。

 家族と設楽町三都橋 に2か月おきに名水「赤沢弁財天・霊水」をくみに来ており、途中で立ち寄ったという。

 「しだれ花桃の里」を目指す住民グループ「玖老勢・門谷・副川花いっぱい運動」(夏目隆久代表)が2007年、川の両岸に花桃を植えた。それ以来、草刈りやせん定、施肥などの世話を続けている。他にも地区に植えられた約500本のしだれ花桃が、花を咲かせている。

 運動を始めて18年。夏目代表は「皆さんに喜んでもらえる癒やしの場所になりつつある」と喜んだ。

 まつりでは、県道32号(長篠東栄)線沿いの駐車スペースに工芸品、山野草、農産物の販売ブースが設けられる。

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