55人が精いっぱいの努力誓う

豊橋准看護学校で第73期入学式

2024/04/05

誓いの言葉を述べる市川さん(豊橋市保健所保健センターで)

 豊橋市中野町の豊橋准看護学校(福井一裕校長)は4日、隣接する市保健所保健センター講堂で入学式を開いた。第73期生55人が、看護の道への一歩を踏み出した。

 式では、新入生1人1人の名前が読み上げられ、福井校長から入学が許可された。福井校長は「医療人材の確保が危急の課題の中、皆さんは今後の東三河の看護を担う金の卵。2年間を乗り切って資格を取り、立派な准看護師として羽ばたいて」と式辞を述べた。

 来賓の浅井由崇市長は「自分の力を信じ、級友らと励まし合い、困難に屈することなく精進し、努力を続けて合格して患者に寄り添い信頼される准看護師として、地域の医療向上に貢献してほしい」と門出を祝った。

 新入生代表の市川裕紀さんは「本校で学んで資格を取得し、色々な人々の診療補助や日常生活の援助を通して、相手の喜びを自身の喜びとしたい。思いやりと実践力のある准看護師を目指し、精いっぱいの努力をする」と決意を述べた。

 新入生は、豊川、田原、蒲郡、岡崎、豊田、名古屋各市、海部郡、静岡県、富山県など豊橋市外から入学した学生も多いという。今後2年間、学校の授業や豊橋市民病院での実習に励み、准看護師試験合格を目指す。

新入生代表として誓いの言葉を述べる市川さん(豊橋市保健所・保健センターで)

豊橋歯科衛生士専門学校も/第43期生32人が新たな一歩

 豊橋市中野町の豊橋歯科衛生士専門学校(加藤正美校長)は4日、学校に隣接する市保健所・保健センター講堂で入学式を行った。第43期生32人が、歯科衛生士への一歩を踏み出した。

 加藤校長は「口腔健康管理の担い手としての技量はもちろんのこと、社会人として必要な教養を身につけ、人格を築きながら、人の痛みのわかる温かい心の持ち主になっていただきたい」と式辞を述べた。

 新入生代表の市川千晴さんは「患者さまや歯科医師、仲間たちから信頼され、確かな技術力を備えた歯科衛生士になりたい。そのために、高い技術と専門的な知識を身につけたい。目標に向かって日々努力することを誓う」と決意を述べた。

 在校生代表として、3年生の白井里奈さんが「つらく悩んでしまうこともあるかもしれないが、失敗を恐れず、いろいろなことにチャレンジしてほしい」と歓迎の言葉を贈った。

 式には、浅井由崇市長や近藤喜典市議会議長らも来賓として出席した。

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誓いの言葉を述べる市川さん(豊橋市保健所保健センターで)

新入生代表として誓いの言葉を述べる市川さん(豊橋市保健所・保健センターで)

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