豊橋市立看護専門学校で入学式
2024/04/12
宣誓する鍋田さん(右)と槇原さん(豊橋市立看護専門学校で)
豊橋市青竹町の市立看護専門学校は11日、同校体育館で第46期生の入学式を開いた。3年課程の看護第1科に37人、准看護師を対象とする2年課程定時制昼間の看護第2科に40人が入学した。
式では、全員の名前が読み上げられた後、大野修校長が入学を許可。式辞で「看護の第一歩は人を思いやることから始まる。人間は必ず誰かに支えられていることを忘れず、真剣に勉強して、3年後に全員が看護師になっているよう願う」と話した。
来賓の浅井由崇市長は「看護師に求められるのは、高い倫理観と患者に寄り添う心。知性、感情、意思の調和のとれた看護師になって」と祝辞を述べた。
入学生宣誓では、看護第1科の鍋田結菜さんと、看護第2科の槇原桃子さんが代表として、「看護の道を志すことに誇りを持ち、常に学ぶ姿勢を怠ることなく、学生の本分を全うする」と誓った。
来賓を招待しての入学式は、4年ぶり。第1科の髙橋葵さん(18)は「新型コロナウイルス感染症で市民病院に入院したことがきっかけで、看護師を志した。患者や家族に頼られる技術のある看護師になりたい」と抱負を語った。