女優転向で東京進出、豊川で初仕事
2024/05/04
昨年、ジオスペースの記念番組でナビゲーターを務めた小林さん(豊川市中央図書館提供)
SKE48で酸いも甘いも経験した小林亜実さんは、2015年春にグループを卒業。学生時代から興味のあった芝居に本格的に挑戦しようと、女優に転向した。「ドラマとか映画とか舞台の仕事も、やっぱり名古屋に比べたら東京の方がすごく多いんです。もっと活躍したいと思い、東京に行くことにしました」。
〝黒髪の美少女〟は全国区でも注目され、パスタ専門店チェーン「ジョリーパスタ」や、人気ゲームアプリ「パズドラ」などのテレビCMに出演。都内のイベントで数々の舞台出演も経験し、2015年9月にはフジテレビ系列の番組でドラマデビューも果たした。
2017年秋からは現在のエイジアプロモーションと契約し、活躍の場をさらに広げた。各種イベントでの出演や、テレビ朝日の情報番組「良好生活研究所」ではレギュラー出演を続けている。
昨年は待望の仕事に恵まれた。豊川市からの依頼で、市中央図書館ジオスペース館で放映された市制80周年記念番組「Lights Toyokawa 豊川から宇宙へ」のナビゲーターとして番組内のナレーションを務めた。声だけの出演となったが、特別な気持ちで臨んだ。
「地元からお仕事をいただいたのがすごくうれしかったです。やっぱり名古屋とは違いますよね。SKEのころは『豊川市出身』と言えなくて、グループを卒業して東京に拠点を移してから豊川市出身と言えるようになり、いつか豊川で仕事がしたいなって思っていました。ほかにも候補の方がいらっしゃったみたいですが、市職員の方が私の名前を挙げていただいて、本当にうれしかったです」
故郷・豊川への愛情はさらに深まった。
※つづく