豊鉄創立100周年/30日三河田原駅で数量限定販売/愛知大学生が考案「親子で野菜をたくさん食べて」
2024/11/15
駅弁を考案した大学生ら
創立100周年の豊橋鉄道が、周年を記念したオリジナル駅弁「やさのん弁当」を公開した。13日に豊橋市町畑町の愛知大学豊橋校舎で試食会が開催された。
連携協定を結ぶ愛知大学の学生5人が考案した。100周年の企画を考えていく中で「新豊橋駅は店舗が少ない。駅といえば駅弁の販売がいいのでは」と発想したという。
5人は、東三河に多くの優れた食材があることに着目して弁当の内容を検討。地元の野菜や肉などを中心した献立を考えた。「親子を対象に、野菜をたくさん食べてもらえる弁当にしたいと工夫し、おかずの構成などにこだわった」と話す。
調理は、em CAMPUS FOODが担当。学生が考案した献立をプロの立場から監修し、駅弁に仕上げた。「おやこでやさいをたべんかのん」という三河弁から「やさのん弁当」と名付けたという。
大葉で風味をつけた三河鶏のから揚げや段戸牛と三州豚、野菜入りヘルシーハンバーグ、三河野菜の窯焼きなど全11品入って価格は感謝価格の500円(税込み)。30日に開催する「100周年記念事業豊鉄グループ感謝祭」の三河田原駅会場で80個を限定で販売する。