「こども農学校」開校20周年

JA愛知東が記念式典/これまでの歩み振り返る

2025/02/02

過去の活動を振り返った

 農業体験イベント「こども農学校」の開校20周年を祝って、JA愛知東は1日、新城市平井の本店で記念式典を開いた。これまでの参加児童は延べ1316人。海野文貴組合長はあいさつで「JAに就職した人、農業を始めた人もいる」と紹介し、「今後とも『いただきます』『ごちそうさま』と、農家や両親に感謝して暮らしてほしい」と話した。

 こども農学校は2005年度に始まり、奥三河4市町村の小学3~6年生が毎年60~80人ほど参加。田植え、稲刈り、イモやニンジンの栽培に挑戦し、合宿をしたり作物を販売したりもする。

 式典には今年度の参加児童、運営を手伝う県立新城有教館高校の生徒、JA幹部ら約90人が出席した。

 鞍掛山麓千枚田保存会の小山舜二会長の講演を聞き、過去の活動を写真や動画で振り返った。お昼時には、合宿と同じレシピでつくった思い出のカレーを全員で味わった。

 小学生のとき4年間参加し、現在は保育士として働く新城市の佐野川茉帆さんは「食べ物ができるまでの大変さが分かったし、農業も調理も『これって自分でつくれるんだ』という良い経験になった」と語った。

 こども農学校は来年度も開かれる。60人の枠はすぐに埋まり、キャンセル待ちとなっている。

思い出のカレーを味わった

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