歴史の移り変わりなど掲載

豊橋/広小路三丁目通り振興組合が会報誌発行

2025/02/13

冊子を持つ髙津社長㊨と竹本さん(豊橋市内で)

 広小路3丁目通りをマンション住民とともに盛り上げよう―。豊橋市広小路3丁目の商店主たちが中心となった「広小路三丁目通り振興組合」が、会報誌「ひろこうじ」の第1弾を発行し人気となっている。

 冊子を企画したのは同組合の髙津由久理事長。まちなかや商店街の活性化に詳しい竹本甲歩さんに取材と編集を依頼し、冊子を作った。竹本さんはこれまでも、豊橋市のまちなかをテーマにした小冊子を発行しており、「外部の目を入れて視野を広げたい」との意向で相談したという。

 冊子は4ページ構成で、広小路3丁目の歴史と移り変わりに加え、振興組合発足の趣旨や活動の目的などが書かれている。同様の内容をインスタグラムでも閲覧できる仕組みで、若い世代はインスタグラムを、中高年は冊子を求める傾向が強いと髙津理事長は実感する。

 「マンションが建ち、そこに暮らす住民が増えたことで広小路は商業と生活が一体となった生活空間に生まれ変わった。商店主が旗振り役となって、暮らす人の役に立つ商業のあり方を追求し、福祉、医療、教育など多角的な視点からまちづくりに取り組みたい」と髙津理事長。生活者に組合に参加してもらうためにも、冊子を活用したいという。

 広小路3丁目の店舗「TAKATSU」で無料配布している。今後も年2回ペースで発行する予定。「ゆくゆくは広小路全体、まちなか全体に輪を広げていきたい」と2人は話した。

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