豊橋バレーボール協会などスポーツ4団体/緊急要望書を長坂市長に提出
2025/02/13
長坂市長㊨に緊急要望書を手渡すスポーツ団体の関係者ら(豊橋市役所で)
豊橋バレーボール協会など豊橋市内のスポーツ4団体は12日、多目的屋内施設(新アリーナ)の建設を含む豊橋公園東側エリアの再整備計画の継続を求める緊急要望書を長坂尚登市長宛てに提出した。
昨年11月の市長選で同計画の中止を訴え初当選した長坂市長は、就任後すぐに事業者の豊橋ネクストパークに特定事業契約の解除を申し入れた。現在も契約解除に向けた手続きが進められているとみられる。
今回の要望活動に参加したのは、他に豊橋バスケットボール協会、豊橋ハンドボール協会、豊橋テニス協会。
要望書では、新アリーナと公園東側エリアでの多目的広場、こども広場、テニスコートなどの整備のため昨年9月に締結した特定事業契約を継続し、推進するよう求めている。
関係者によると、バレーボールとバスケットボール、ハンドボールで使用する市総合体育館は老朽化と過密化が課題になっている。硬式テニスのコートは市内で2カ所に離れていて、大きな大会への対応が難しいという。
4団体の代表者がこの日、市役所を訪れた。慌ただしく別の公務に向かう直前の長坂市長に要望書を手渡した。
豊橋バレーボール協会の西崇秀会長は、記者団の取材に「スポーツ環境が活発化する施設を早くつくってほしい」と語った。
長坂市長は、コメント要請に対し「2月14日に新年度予算に関する発表を行いますので、現時点でのコメントを控えさせていただきます」とした。