児童との交流楽しむ

箱根駅伝出場の浅井選手が母校(八名小)訪問/新城

2025/02/15

浅井選手(中央)と6年児童ら(新城市立やな小学校で)

 第101回東京箱根間往復大学駅伝競走に出場した順天堂大学4年の浅井皓貴選手(22)が14日、母校の新城市立八名小学校(児童数209人)を訪れ、児童との交流を楽しんだ。

 全校児童を前に、河部拓校長が映像とともに浅井選手のこれまでの活躍を紹介した。児童らは、箱根駅伝3年連続出場、10マイル走学生記録、ハーフマラソン歴代7位などの先輩の活躍を、真剣に聞いていた。

 児童らの質問に答えた浅井選手は「小学生の頃は毎日5キロ、今は20キロ走っている」と話し、バランスの良い食事、早寝早起き、時間をかけた練習の大切さを伝えた。「速いと思った選手はいますか」の質問には「この人は速いと思ったら負けなので、思わないようにしている」と答えた。

 今の夢を聞かれると「オリンピックを目指し、より高いレベルで頑張りたい」とし、児童らには「どれだけ失敗してもいいので、何事にもチャレンジしてほしい」とエールを送った。

 この後、低中高学年ごとに鬼ごっこやしっぽとり、リレーなどで楽しんだり、直接走り方の指導を受けたりした。

 6年の牧野暖さんは、駅伝で走る姿を見て「腰が高く、フォームがきれいで、すごくかっこよかった」と話し、「直接会え、走り方を教えてもらえてうれしかった」と話した。

 浅井選手は「小学校卒業以来、久しぶりなので懐かしかった。みんな元気で新鮮だった」と語った。

 この日、箱根駅伝出場の阿部紘也選手(山梨学院大学)も母校の新城市立鳳来中部小学校を訪れ、児童と交流した。

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