食用菜の花使った黒ビール

田原市内道の駅などで「菜の花スタウト」販売

2025/02/21

食用菜の花を使った黒クラフトビールと藤城さん(田原市内で)

 田原市内でクラフトビールを醸造しているハイ・ライフ・ブリューイング(同市東赤石5)は、開催中の渥美半島菜の花まつりに合わせ、食用菜の花を使った黒クラフトビール「菜の花スタウト」を同市内の道の駅などで販売している。

 菜の花エコプロジェクトを展開しているNPO法人田原菜の花エコネットワークが栽培している食用菜の花の頂点のつぼみ(頂花蕾)を使用。加熱すると甘みが出るが、苦み成分がやや強いため、クラフトビールの原料に適しているという。香りや苦みをうむホップの量で苦み成分のバランスを取り、渥美半島産のハチミツを加え、コクのある味わいに仕上げた。

 ハイ・ライフ・ブリューイングの藤城佳央さんは「芳醇な感じで、通常の黒ビールに比べすっきりした味です」とPR。約650本の限定販売で、価格は1本330ミリリットル入りで930円(税込み)。

 藤城さんは一昨年からクラフトビールの醸造を始め、田原産の果物、米などを使ったものも造り、地域に根差したビール造りに取り組む。「いろいろな風味が楽しめるクラフトビールを好きになってもらえれば」と話している。

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