作者・雨森さん、豊橋市まちなか図書館でワークショップ
2025/02/23
質問に答える雨森さん(市まちなか図書館で)
小説執筆のワークショップ「みんなで書こう!マケインの舞台で作家体験!!」が22日、ライトノベル「負けヒロインが多すぎる!」(「マケイン」)に登場する豊橋市駅前大通の市まちなか図書館で行われ、作者の雨森たきびさんが参加者の作品の講評を行った。
雨森さんは、参加者が4人1組で執筆した「負けヒロイン」がテーマの物語4編について、「それぞれの役割を理解してつなげていて、リレー小説としてよくできている」「その後を期待させる終わり方で読後感が良い」などと丁寧に評価した。
参加者からの質疑応答もあり、「執筆するうえでやらないこと」を聞かれた雨森さんは、「登場人物の感情にうそをつかないことを大事にしている。おもしろそうだと思っても、その人物にとって不自然な行動はしない」と答えていた。
参加者は、県内外から応募のあった20代から60代の16人。イベントは15日に1回目が開かれ、愛知大学ミステリー同好会が講師となって、参加者たちがオリジナルの主人公を創作し、小説を書き上げた。