250人が学びやから巣立つ

新たな門出 激励と感謝/藤ノ花女子高校で卒業式

2025/03/02

卒業証書を受け取る生徒代表(藤ノ花女子高校で)

 豊橋市老松町の私立藤ノ花女子高校で1日、第133回の卒業式が開催された。3学科250人が学びやから巣立った。

 卒業生代表と教職員、保護者ら約700人が見送った。山崎宏人校長は、最澄の言葉「一隅を照らす。これ国の宝なり」という言葉を引用して「一人一人のともしびは小さくとも、集まれば世の中の大きな明かりになり、大きな実りをもたらす」と述べて「いつまでも健康でそれぞれの道をしっかりと歩んで」と激励した。

 卒業生を代表して普通科の太田倫瑠さん、生活情報科の吉田ひかりさん、食物科の城所紅音さんが卒業証書を受け取った。答辞を述べた榎本多恵さんは、仲間と共に取り組んだソフトボール部の活動などを振り返り「高校生活を通じて、私ははじめて自分を好きになれた気がする。卒業は終わりではなく新たなスタート」と話して「ありがとうございました」と感謝した。

 卒業生の6割が大学や短大、専門学校に進学し、4割が地元企業などに就職するという。

2025/03/02 のニュース

卒業証書を受け取る生徒代表(藤ノ花女子高校で)

有料会員募集

今日の誌面

有料会員募集

きらり東三河サイト

高校生のための東三河企業情報サイト

連載コーナー

ピックアップ

Copyright © TONICHI NEWS. All rights reserved.

PAGE TOP