JAひまわり/豊川為当IC近くに管内4カ所目
2025/03/02
新たな産直集出荷施設の計画地。後方が名豊道路(豊川市森5で)
8日午後3時に国道23号バイパス(BP)名豊道路が全線開通するが、豊川市のJAひまわり(今泉秀哉組合長)は豊川為当インターチェンジ(IC)近くに管内4カ所目となる新たな産直集出荷施設の建設計画を進めている。
計画地は、豊川為当ICの東約450メートルの森5地内。着工や開店時期は未定だが、広さは既存施設と同規模になる見通し。昨年6月には同JA産直ひろば中部が閉店しており、八幡町や御津町など市西部地域の農家が農産物を販売する場所として期待される。産直ひろば御津は、新たな産直集出荷施設がオープンするまでは営業を続ける。
また、市も新規就農者支援の新たな拠点として期待しており、竹本幸夫市長も「市の計画に位置付け、新しい農業の担い手を応援する場になれば」と話す。
東三河の名豊道路沿いにある道の駅は、「とよはし」1カ所のみ。豊川為当IC近くに産直集出荷施設が誕生すれば、市外や県外から訪れる人にも地元農産物をPRする絶好の場となるほか、物流関係のドライバーらの食事や買い物の場としても期待される。
同JA営農拠点施設整備担当の牧野延全さんは「BP開通に伴い、豊川で下車してもらう工夫が必要になる。BPからの見え方を意識したデザインにしたい」と話している。