豊橋市立看護専門学校で卒業式
2025/03/04
答辞を述べる兒嶋さんと林さん(豊橋市立看護専門学校で)
豊橋市青竹町の市立看護専門学校(大野修校長)の第44期生の卒業式が3日、同校アリーナであった。3年課程の看護第1科34人と、准看護師を対象とする2年課程定時制昼間の看護第2科30人が学び舎(や)を巣立った。
式で大野校長が一人一人に卒業証書を手渡し、「看護の道は、学校の3年間で達成できるほどたやすいものではない。困難や障害に出会った際、学校で育んだ知恵や知識、良識を研さんし、大きく成長されることを願う」と式辞を贈った。
在校生の送辞に続き、卒業生を代表し看護第1科の兒嶋瑠風さんは「患者一人一人に寄り添い、心のよりどころとなれる看護師を目指す」、看護第2科の林佳奈さんは「感謝と誇りを胸に、看護の場で多くの人を救えるように進んでいきたい」と答辞を述べた。
卒業生は2月に看護師国家試験を受験した。多くは4月から市民病院など市内外の医療機関で、勤務するという。