豊川生涯学習センターのリニューアル完了/明るい雰囲気に 多目的トイレも新設
2025/03/28
茶色のツートンカラーになった豊川生涯学習センター(豊川市西豊町で)
豊川市西豊町の豊川生涯学習センターのリニューアルが完了し、今月から運営を再開した。全体的に明るい雰囲気となり、子どもから高齢者まで幅広い世代が利用している。
築48年の鉄筋コンクリート造り2階建ての同館は老朽化が進み、事業費1億7200万円で昨年6月から改修工事が行われていた。館内はほとんどの部屋で床や壁、天井が張り替えられ、照明をLED化。空調設備も更新し、Wi―Fiも導入された。トイレも改装され、1階には多目的トイレも新設された。
以前の建物の壁面は白色で「目立たない」「見つけづらい」という声もあったことから、焦げ茶色と薄茶色のツートンカラーに変更。 屋根には防水も施した。外構でも駐車場を舗装し直し、倒木の恐れがあったヒマラヤスギやイチョウの木を伐採。花壇の一部を撤去し、駐輪場を移設したことで駐車場が広くなった。
利用団体の一つ、市内の絵画グループ桜美会の小島秀一さんは「明るい雰囲気になった。トイレは以前に比べたら雲泥の差。(東部中学校の)グラウンドも隣にあり、子どもたちの声が聞こえてにぎやかに感じる」と笑顔で語った。