ホテルアークリッシュ豊橋でスペシャルファーマーズコレクション
2025/04/15
ビュッフェを楽しむ参加者(ホテルアークリッシュ豊橋で)
東三河でこだわりの農業を営む生産者の自慢の食材を、ホテルシェフの料理で味わう「スペシャルファーマーズコレクション2025春」が13日、豊橋市駅前大通のホテルアークリッシュ豊橋で開催された。約100人が参加し、旬の野菜に舌鼓を打った。
ホテルと提携する「農民藝術創造倶楽部」に所属する生産者13人が参加し、来場者と交流したり、料理を取り分けたりして楽しませた。
生産者とホテルの今里武総料理長によるトークセッションもあり、3月に第15回地域再生大賞の「未来を切り拓くプロジェクト賞」を受賞した「東三河フードバレー構想」について意見を交わした。
生産者の北河芳泰さんは「構想を初めて聞いた時はえらいことだと思ったが、長く関わってくると、日頃一生懸命やっていることとつながっていることがわかり良かった。市民の間にも広がりを見せていると思う」とこれまでを振り返り、農民藝術創造倶楽部の河合浩樹代表も「全国にフードバレー構想が数々あるが、東三河では生産者が多く参加している。私たちは作物を芸術品だと思っている。それを支えてくれるホテルアークリッシュの皆さんに感謝する」などと話した。
ビュッフェには旬の野菜を使った料理が並び、来場者は生産者との会話を楽しみながら料理を味わった。
市内から家族で来場した男性は「今回で3回目の参加。生産者の顔を見て、話を聞きながら食べる料理は頭と体の栄養になってくれる」と話した。