バーティカルランニングレース「最速参拝競走in鳳来寺」
2025/04/15
階段を駆け上がる選手(新城市鳳来寺表参道で)=提供=
新城市鳳来寺の石段を走るバーティカルランニングレース「最速参拝競走in鳳来寺~1425段の階段を駆け上がれ~」が12日、鳳来寺表参道で開かれ、県内外から130人が参加した。
この日は午前10時にスタート。小学生低・高学年男女、一般男女年代別など14のカテゴリーごとに1人ずつ、登山口から本堂までの階段を駆け上がった。急な階段が続くと、息を切らしながら足を休めたり、膝に手を添えて登ったりする姿が見られた。
男子の優勝は、8分50秒でゴールした一般男子部門の岡崎市の島田拓也さん。女子の優勝は、高学年女子部門の埼玉県伊奈町の田口夏稀さん(6年)で、9分41秒だった。2人には丸山荘鳳来寺山頂店の五平餅一年間無料賞が贈られ、完走者には木製メダルと完走証が渡された。
丸山荘店長の井出村仁美さんは「寺院階段数の日本3位の鳳来寺の階段。この魅力的な場所をスポーツで活用してもらえることに感謝です。今後さらに多くの方が参加していただけるとうれしい」と期待を寄せた。
実行委員会が主催。実行委員長で、「階段坊主」と言われる名古屋市中村区太閤山常泉寺の矢島昭輝副住職は、「レースの楽しさ、鳳来寺の歴史と地元の人たちの温かさを多くの方に感じ、知ってほしい」と企画した。今回で3回目となった。