ストリートダンスやふわふわバルーンに人気
2025/04/15
人気を呼んだふわふわバルーン(田原市内で)
「神戸春まつり2025」は12、13の両日、田原市神戸町の神戸運動公園で開かれ、地元を中心に西三河からも家族連れが訪れた。昨年に続き2回目。「春の嵐」に見舞われたものの、人出は2日間で約5000人(主催者側発表)とまずまずだった。
初日の12日は春本番を思わせる好天に恵まれ、午前11時の開催と同時に子どもたちやその親らが詰めかけた。地元の太鼓チーム「龍宮」の演奏やよさこい総踊り、フラメンコなどのイベントがあり、中でも子どもたちによるストリートダンスに人気が集まっていた。ふわふわバルーンや射的にも黒山の人だかりだった。今年も訪れた人のお目当てはビンゴゲーム大会。大会で人気のゲーム機が当たるとあって参加引換券の受付前には、長蛇(ちょうだ)の列ができた。
また、空揚げや焼き鳥、うどん、焼きそば、たこ焼きなどを用意したキッチンカーがたくさん並び、来店者が列をつくるところもあった。
人出約5000人のうち初日が約4500人と好調だったが、最終日の13日は雨で約500人と振るわず、昨年の約7000人を上回らなかった。しかし、主催者で市内を拠点とするキッチンカー仲間らでつくる「TAPCOMMUNITY」(TAP)の藤井秀和代表は、「雨という不運があったものの、この催しが市民に浸透してきたと感じる。今後も趣向を凝らしてやっていきたい」と話した。
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能登半島地震被災地の復興支援活動を行っている田原市の「チーム渥美半島」は12、13の両日開かれた神戸春まつり2025で募金活動を行った。
まつりの本部に募金箱を設置したほか、山本達弥代表らが支援活動の様子を紹介したリーフレットを見せて会場を回り、募金を呼びかけた。
集まった募金は後日、被災地に振り込まれる予定。