愛知豊橋Ｂが価値ある準Ｖ

読売杯第40回日本少年野球中日本大会／優秀選手賞に磯谷修汰

2025/05/11

愛知豊橋Ｂが準優勝となった（提供）

　三重県四日市市で開かれた読売杯第40回日本少年野球中日本大会で、愛知豊橋ボーイズ（スカイラークス）が準優勝となった。決勝で東海中央Ｂに２―４で惜敗したが、主砲の磯谷修汰主将が優秀選手賞を獲得、今夏へ向けて大きな収穫ある大会となった。

　中日本大会は通常32チームだが、今回は記念大会で64チームが参加、愛知豊橋Ｂは最も厳しいゾーンに入った。初戦で愛知木曽川Ｂに５回コールド勝ち、２回戦は三国Ｂに快勝し、３回戦では島田Ｂに競り勝った。

　準々決勝以降は優勝候補の強豪チームばかり。春季全国大会で敗れた愛知尾州Ｂとの再戦は先発の天野真緒が力投し、３回に一挙５点を奪って逆転、見事にリベンジを果たした。

　鯖江Ｂとの準決勝を勝ち、迎えた東海中央Ｂとの決勝。投球制限で天野真緒と千田颯人が40球弱しか投げられない状況ながら、西土遼汰朗が気迫の投球を見せた。しかし、４回にボークの宣告を受けて調子を崩し、最後は悔しい逆転負けで大会を終えた。

　愛知豊橋Ｂにとって17年ぶりの決勝進出で準優勝、強豪との連戦を経て選手たちが大きく成長した大会となった。