県が起業家マインドスタディープログラム/愛大で2日目開催
2025/05/11
レクチャーする勝間氏(愛知大学で)
愛知県が主催する「起業家マインドスタディープログラム」のセミナーの2日目が10日、豊橋市町畑町の愛知大学豊橋キャンパスで開催された。愛知大学地域政策学部の学生と豊橋市のサーラコーポレーションの社員ら約60人が参加した。県の東三河若者人材確保支援事業の一環。
はじめに、サイエンスクリエイトの勝間亮航空宇宙プロジェクトリーダー兼スタートアップコミュニティマネージャーが「東三河で共創する〝スタートアップ〟起業と〝イノベーション〟」と題してレクチャー。サイエンスクリエイトや県のSTATION Aiの紹介や、スタートアップ起業の定義、イノベーションとは何かなどを詳しく解説した。
その後、慶應義塾大学大学院システム・マネジメント研究科の西野瑛彦特任講師が「システム×デザイン思考で社会課題を解決する」と題してワークショップの2日目を実施。学生らは初日のフィールドワークの結果を踏まえアイデアを形にして発表した。
ワークショップにはサーラコーポレーションの社員9人も参加した。サーラコーポレーションの川島利直総合企画部長は「大学生とともに活動することで、若い世代のアイデアに触れ、自分たちも新たな発見をして仕事に生かしてほしい」と話した。