市民ら子育てに関する要望など直接伝える/新城市
2025/05/14
市民と面談する下江市長㊨(新城市役所で)
新城市は13日、下江洋行市長と市民が直接対話する「市長と話そう!ふれあいトーク」を市役所1階で実施した。この日は今年度1回目の定例開催。あらかじめ申し込んだ女性5人が、子育てに関する要望などを伝えた。
2歳の長男を連れて来庁した伊藤江美子さん(30)=八名地区=は現在、2人目を妊娠中。気軽に遊べる公園が自宅近くになく、他のお母さんと知り合える場が少ないと訴えた。面談の感想として、伊藤さんは「不満を聞いてくれる機会があるのはよいこと」と話した。
5人との対話を終えた下江市長は「子育て世代の困りごとを聞けた。自身の経験を生かして、子育てを支援する事業を考えている女性もいた。話をつなげてサポートできれば」と述べた。
市は年度内に定例開催をあと5回予定。3人以上の団体から申し込みに対応する随時開催も行っている。