田原署で田原中学校2年生が職場体験
2025/05/18
商店街の人とチラシなどを手渡す中学生㊧(田原市田原町で)
田原市立田原中学校の2年生4人が16日、校区のはなとき通り(田原町)で商店主らと交通安全キャンペーンに取り組んだ。同日まで2日間にわたる田原署での職場体験の一環。
生徒は山田康之助さんと岡田藍さん、加藤葵さん、川尻留歌さん。はなとき通り商店街主催の同キャンペーンに商店主ら10人と参加した。
通りでは、署員の誘導で停止した車のドライバーに、生徒らが「安全運転でお願いします」などと声をかけながら、花(サルビア)の苗や夜間のハイビーム点灯などを呼びかけるチラシを手渡した。
キャンペーン終了後、山田さんは「1件でも交通事故がなくなるといいです」と願った。岡田さんは「こうして陰で頑張っている警察官、地域の人がいることを知りました」、加藤さんは「とてもやりがいがありました」、川尻さんは「花を渡すと笑顔になり、うれしかったです」と感想を話した。
4人は、田原署で鑑識や遺失・拾得物の取り扱いを体験したり、交番を見学したりするなど警察官の仕事を学んだ。将来は警察官を目指すという生徒もいた。