ストリートファニチャー好評/豊橋駅前での社会実験/10月17日まで延長
2025/05/18
ベンチやプランターの「ストリートファニチャー」(豊橋市駅前大通で)
豊橋市駅前大通に緑を楽しめる滞留空間を作り出す「ストリートファニチャー」は街行く人たちに好評で、社会実験の期間を延長して設置されている。
市は官民組織「豊橋まちなか未来会議」と連携し、昨年10月23日から駅前大通1、2、3丁目の歩道上の4カ所に、ベンチやプランターなどストリートファニチャーを置く社会実験を開始。当初は今年3月31日までの予定だったが、歩行者に行ったアンケートで「非常に良い」と「良い」を合わせた評価が73%にのぼったため、今年10月17日までの延長を決めた。
年間を通して設置し、冬場だけでなく夏場の様子も検証する。ゆくゆくは常設にすることで訪れた人がこの場所で休憩しつつ、中心街に足を延ばして回遊性向上につながるとの期待がある。
日常的な水やりやごみ拾いなどストリートファニチャーの維持管理は、沿線にある複数の店舗が持ち回りで担当している。市まちなか活性課の齋藤佳世課長補佐は「店舗に協力してもらいながら、歩いて楽しい、居心地の良い通りを目指したい」と話した。