6000系固定4両編成が引退

半世紀の歴史に幕/31日に特別列車走行など惜別イベント/名鉄

2025/05/22

引退する名鉄の6000系固定4両編成

 名古屋鉄道は、豊川市内を走る豊川線など、東三河で長年親しまれた「6000系固定4両編成」の運行を終了し、半世紀の歴史に幕を下ろす。引退を記念し、31日に特別列車が本線と豊川線を走行したり、豊川稲荷駅で撮影会を開いたりする惜別イベントを開催する。

 当日は本宿駅(岡崎市)改札外に集合し、午前11時19分に出発。豊川稲荷駅2番線に到着後、記念系統板や種別板を掲出した撮影会を行う。その後、電車は再び豊川線と本線を走り矢作橋駅へ。折り返して午後3時7分に本宿駅に到着し終了となる。参加者には、記念乗車証やミニ系統板マグネット、実際に使われた吊り革が贈られる。

 乗車券はプラン別に6種類あり、価格は1万~1万8000円。23日正午からエリア版アプリ 「CentX」のデジタルチケット内で発売する。

 6000系は1976年にデビューし、4両と2両で組成。片側3ドアの通勤型車両としてラッシュ時の混雑緩和に貢献した。蒲郡線や西尾線、三河線で走行する2両編成は引き続き運行する。

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