高校生が「生き方」など発表

ＳＩ豊橋ユースフォーラム

2025/05/23

フォーラムに参加した皆さん（豊橋市内で）

　国際ソロプチミスト豊橋（ＳＩ豊橋、山本享子会長）が21日、県立時習館高校と県立豊橋東高校の生徒を招いた「ユースフォーラム」を開催した。生徒ら28人が参加した。

　両校のボランティアサークル「時習ゆりのき会」と「五つ葉会」のメンバーらが参加した。冒頭、両会代表が２０２４年度の活動内容報告と会計報告を行い、文化祭や地域の催し。募金などに参加したことを述べた。

　次いで、生徒を代表して豊橋東高校２年の前野文花さんが「未来に輝く女性の生き方―いにしえの人々から学ぶ」と題してスピーチ。津田梅子や与謝野晶子などを例にとり「女性の生き方に制限があった時代に、自らの力で道を切り拓いた。私も理系を目指しているため、『女性だから』と言われがちだが、自分らしく歩みたい」と話し「男だから、女だからとの偏見を持たないことが大切」と強調した。

　前野さんは名古屋市で開催される」ユースフォーラム２０２５」に参加し、スピーチする予定だという。

　続いて、生徒一人一人が「未来に輝く人々の生き方―いにしえの人々から学ぶ」と題して１分間スピーチを行った。生徒たちは、最澄やソクラテス、徳川家康からタレントの志村けんさんまで幅広い人物の名前を挙げ、これからの自分の生き方にどう影響を与えたかなどを話した。

　フォーラム後は懇親会が開催され、食事をしながらボランティアの情報交換などを行った。