ユタカ自動車学校が豊橋南高校で交通安全教室開く
2025/05/23
自転車シミュレーターを体験する生徒(豊橋南高校で)
豊橋市中野町のユタカ自動車学校は22日、同市南大清水町の県立豊橋南高校体育館で交通安全教室を開いた。
全校生徒840人が、自転車シミュレーターを使った危険体験のほか、来年4月から始まる自転車の反則金制度などを学んだ。
講師の教習指導員は、交通違反に対して交付される「青切符」は113種の行為が対象であり、反則金が科されることなどを説明。「16歳以上が対象。交通ルールを守り、目的意識を持って運転して」と呼びかけた。
自転車シミュレーターでは、代表して生徒3人が体験。自動車や歩行者に対しての危険を予測する運転を学んだ。
シミュレーターを体験した1年の宇都宮埜生(のい)さんは、約20分かけて自転車通学しているという。
「車を意識すると人が見えず、後ろを意識すると横が見えていない。常に周囲に意識を向けて、安全運転を心がけたい」と感想を話した。