大葉の栄養素や効能紹介

松山小で出前授業／とよはし産学校給食の日で生産者ら４人

2025/05/24

大葉について説明する中島さん㊨ら（豊橋市松山小学校で）

　豊橋産農産物を使用した学校給食の日「とよはし産学校給食の日」に合わせた大葉生産者による出前授業が23日、豊橋市松山小学校で開かれ、３年生46人が参加した。

　講師は、豊橋温室園芸農業協同組合大葉部会の中島数貴さん（33）ら４人。
　中島さんらは、豊橋が大葉の生産量日本一であることや、β-カロテンなどが豊富に含まれ、夏バテ対策になることなどを、動画を交えて説明した。児童らに大葉のプレゼントもあった。

　質疑応答では、児童から「栽培で大変なことは？」「花は何色？」「どの季節にできるの？」など多くの質問があり、中島さんらは「虫や病気から守るのが大変」「花は白いが、花が咲かないように育てる」「温室では年中できるが、夏野菜」などと答えていた。

　出前授業は、市学校給食協会が児童の地元農産物への理解を深める目的で主催している。今月は、「青じそサラダ」が給食で提供された。

　３年の竹田麦さんは「殺菌などいろいろな効果や栄養があることを知り、驚いた。きょう食べるのが楽しみ」と感想を話し、中島さんは「子どもたちが大葉について少しでも知り、おいしく食べてもらえれば」と話した。