メロンやスイカなど販売

大崎農園直売所が今シーズンの営業開始／豊橋

2025/05/31

店内に並んでいるマスクメロン（豊橋市大崎町で）

　メロンやスイカなど夏を代表する果物や旬の野菜を販売する大崎農園（中川茂代表）の直売所が30日、豊橋市大崎町の国道２５９号沿いで今シーズンの営業を始めた。

　店内には、マスクメロンをはじめ、黄色の皮のイエローキングやプリンスメロンなどのウリ系メロン、赤肉のマリアージュなどネット系メロン、スイカなど夏の味覚が並んでいる。

　今季は、春先の冷え込みやこのところの日照不足の影響でマスクメロンやウリ系メロン、スイカなどの生育が平年より１週間ほど遅れたという。その一方で、朝夕と日中の温度差が大きく、糖度が十分に乗って品質がいい。

　価格は、農業資材などの値上がりで生産コストが上昇している影響を受けているものの、ほぼ例年並みの価格で提供。１玉でマスクメロンは２３００円（税込み）～、スイカが１０００円（同）～、イエローキングは６００円（同）～となっており、産地直売ならではの価格と新鮮さで消費者ニーズに応える。

　直売所では、トウモロコシ、トマト、ナス、キャベツなど地元産の野菜も売られ、買い物客らが手を伸ばしていた。

　この日は開店を待っていた買い物客らが次々と来店。豊橋市内の女性は「ここに来て季節を感じています」、別の地元の女性も「近くに来た時に立ち寄っています」と話した。

　大崎農園の中川拓真さんは「朝からお客さんが来店し、贈答用のメロンなどを買っていただきました」と話していた。

　営業時間は、午前９時～午後６時。年内無休。問い合わせは、大崎農園の直売所＝電話０５３２（25）３２４２＝へ。