役員改選で笠原会長再任/市の活性化へ意気込み
2025/05/31
あいさつする笠原会長(イオンモール豊川で)
豊川市観光協会(笠原盛泰会長)は29日、市内のイオンモール豊川で「とよかわ観光フォーラム」を開き、通常総会と会員交流会を行った。会員約130人が出席した。
総会では、前年度の事業報告と収支決算、今年度の事業計画、収支予算を承認。任期満了となる役員改選では、笠原会長が再任された。
前年度の事業報告では、シーズンごとの重点プロジェクトについて報告。そのうち春の桜祭りプロジェクトで実施した桜ガーデン(物産展)では、49店で3774万6979円(前年比341%)を売り上げた。
新しい夏の市民まつりプロジェクトでは、8月に「とよかわ輝まつり2024」を初開催し、延べ3万8000人の来場があった。
今年度は、広報PR事業をはじめとする5つの重点項目に関わる39事業と各事業21事業、合わせて60事業を実施する。
笠原会長は「官民一体となって観光まちづくり事業に取り組み、多様性を認め合うパワーを強みに、とよかわの活性化を進めていきたい」と話した。
また、観光事業功労者(団体)として、ヤマサちくわ「ちくわの里」、為当稲荷神社祭礼氏子、永年勤続役員として同協会理事の山本芳世さん、豊川稲荷観光ボランティアガイドの初期メンバーでガイド歴24年の松岡節子さん(85)と竹尾真弓さん(88)、小川資子さん(72)に感謝状が贈られた。