地元企業への理解深める

製造やサービス系など10社参加でキャリア教育／豊橋高で２年生対象に「なるには講座」

2025/05/31

熱心に事業説明を聞く生徒たち（市立豊橋高校で）

　豊橋市東郷町の市立豊橋高校で30日、２年生のキャリア教育の一環として地元企業について学ぶ「なるには講座」（東海日日新聞社主催）が開かれた。

　会場の体育館には、製造、サービス、建設系などの地元企業10社が出展し、パソコンやプロジェクターなどを使って企業説明を行った。

　出展企業は、エイティーンインターナショナル、社会福祉法人王寿會、加藤建設、向和リース、齋藤塗工店、豊橋三菱ふそう自動車販売、永田鉄工、日鉄ケミカル＆マテリアル、Ｍ・Ｈ・Ｃランバー（ヒコケングループ）、吉田商会。

　２年生１４５人が参加し、生徒たちは一人３企業から、事業内容や働き方、会社の雰囲気などを聞き、地元企業について理解を深めた。

　浜岡澪央さん（16）は「自分が住んでいる地域の身近な企業について知ることができた。いろいろとためになった」と話した。

　坂野公亮学年主任は「進路実現に向けて考える貴重な機会。将来のキャリア形成につなげる企業研究として取り組んでほしい」と期待を寄せた。