全国高校総体バスケ愛知県大会(決勝)/インハイ切符に手が届かず
2025/06/01
両チーム譲らず勝負は延長にもつれ込んだ(東祥アリーナ安城で)
全国への扉は開かれなかった―。全国高校総体(インターハイ)バスケットボール愛知県大会は5月31日、東祥アリーナ安城(安城市体育館)で男女決勝が行われ、延長にもつれ込む激しい大熱戦の末に、東三河代表の桜丘は67―69で中部大第一に敗れた。
試合は、緊迫した一進一退の攻防が続いた。前半は21―26で折り返し、第3クオーター(Q)には3点差まで詰め寄った。第4Qは中部大第一が攻勢を強めて9点差にリードを広げたが、桜丘も司令塔の竹内光一を中心に反撃し、森蒼心の3点シュートなど驚異的な粘りの連続得点で逆転した。
延長では、再び9点差を追いかける展開となったが、我慢強くジワジワと追い上げ、前田晴舞のフリースローが決まれば同点という場面を作ったが、ボールは無情にも枠を外れて敗戦が決まった。
今大会の上位3チームは、6月中旬に三重県で開かれる東海大会に出場する。