生徒の対策に具体的アドバイス

愛知県警生活 安全特別捜査課が豊川高校で「盗撮被害防止教室」

2025/06/18

署員が身に着けた盗撮用器具を探す生徒ら(豊川高校で)

 「盗撮を生まない社会づくり」の一環として愛知県警生活安全特別捜査課は16日、豊川市末広通の豊川高校で高校生を対象とした「盗撮被害防止教室」を開いた。同校の生徒会執行部と各部の主務ら31人の女子生徒が参加した。講師は同課の警部補が務めた。

 事前に行った豊川高男子生徒726人、女子生徒672人のアンケート結果をもとに、生徒たちの盗撮に対する現在の意識を確認した。盗撮対策として駅のエスカレーターに設置された鏡やポスターが盗撮対策に有効と答えた生徒が半数以上いることなどがわかった。

 また、どのように盗撮が行われるのか、豊川署員が盗撮に使われた眼鏡や靴、時計などを実際に身に着けて注意を呼びかけた。

 この後、グループワークがあり、「盗撮をなくすために自分にできることは何か」を考え発表した。

 「一人にならない」「鏡を見て後方を注意する」などの意見が出た。

 警部補は生徒たちの対策に具体的にアドバイスをしたうえで、「一人一人が、『盗撮はゆるせない』という意識を持つことが大切です」と強調した。

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